大規模崩壊地「赤崩」現地観察会&ミニ研究集会を行いました(2012.9.2-3)

2012年9月2、3日に筑波大学農林技術センター井川演習林(静岡県静岡市)において、大規模崩壊地「赤崩」現地観察会&ミニ研究集会を行いました。

筑波大学、静岡大学、信州大学、土木研究所から18名が参加し、2日間の日程で現地観察会・研究集会を行いました。

1日目は午後に井川演習林事務所においてミニ研究集会を開催し、崩壊や土砂移動に関する研究8件が紹介されました。タイトル・発表者は以下の通り。
・井川演習林の概要  [今泉文寿(筑波大学)]
・阿蘇市一の宮町付近で発生した土石流発生源の地質的特長 [松澤 真(土木研究所)]
・2011年台風12号で発生した深層崩壊による「深層崩壊の発生の恐れのある渓流抽出マニュアル(土木研究所発行)」の適用性の確認 [清水武志(土木研究所)]
・変位量計測に基づく地すべりの極限平衡状態の評価と安全率 [石井靖雄(筑波大学)]
・川上演習林における水文観測 [脇山義史(筑波大学)]
・中央アルプス・依田切川流域の土砂生産 [福山泰治郎(信州大学)]
・赤石山地(南アルプス)の基盤地質の概要と斜面崩壊 [狩野健一(静岡大学)]
・赤崩の概要 [西井稜子(筑波大学)]


2日目には、赤崩登山道を歩いて源頭部まで登山し、間近で赤崩を観察しました。天候にも恵まれ、有意義な研究集会となりました。

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        参加者に説明を行う今泉助教(筑波大学農林技術センター)

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        源頭部(池の平付近)から望む赤崩

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        源頭部最高地点から見下ろす赤崩

 

参考資料:
赤崩に関する資料